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モンテッソーリ0-3教師養成コースが開講されます。

国際モンテッソーリ教育AMI モンテッソーリ0-3教師養成コースが開講されます。 ○期間 3つのブロックに分かれており、全ブロックに参加する必要があります。  2015年4月20日〜5月15日  2015年9月7日〜11月6日  2016年1月12日〜2月5日 ○場所  大阪市住之江区南港北2−1−10 アジア太平洋トレードセンター ○講義の内容 ・モンテッソーリ教育理論 ・医学(解剖学、生理学、産科学、栄養学、衛生学) ・家庭環境(誕生から 3 歳) ・心理感覚運動の教材(誕生から 2 歳半・3 歳) ・小児神経精神医学 ・言語(胎内から 3 歳) ・日常生活の練習 AMIのモンテッソーリ教師養成コースは0-3歳、3-6歳、6-12歳の三つのコースがあります。 日本には3-6歳の教師養成コースは常設校がありますが他のコースはありません。 0-3歳コースは前回日本で開講されたのは数年前なの …

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インタビューアップのお知らせ:#014深津高子さん

保育アドバイザーの深津高子さんのインタビュー記事をようやくまとめました。 深津さんにお話を伺ったのは昨年12月。 カフェスローの居心地の良さも相まって、気がつけば3時間! インタビューに同席していた玉木さんと深津さんの間にたくさんの共通点があったこともあって (二人は初対面ながら、なんと5人も共通の友人が!) 難民支援をされていた頃のことを中心に、昔話もたっぷりと聞かせていただくことができました。 3時間ものお話だったので、全てを記事に組み込むことはできませんでしたが 聞かせていただいた中でも特に印象的だったお話をギュっと記事にまとめています。 -難民支援をされていたころの想い。 -モンテッソーリ教育との出会い。 -コミュニティづくり、エコロジーなどの多岐にわたる活動を支える課題感と願い。 様々のお話を聞く中で強く感じたのは、”知的自立” (自分の意見を明確に持って、振る舞うことができる状 …

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おかあさんという「おまもり」

西澤哲さんの著書『子ども虐待』を読んだ。とても読みやすくて、子ども虐待の現状を知る上での入門書として最適だと思う。中でも、第6章の「アタッチメントと虐待」の中の「内的ワーキング・モデル」という言葉に接して、深呼吸するようにその理論が染みこんできた。 まずは、基本情報。ということで、『子ども虐待』より、アタッチメントについての説明を抜粋。 — アタッチメントとは、児童精神科医ジョン・ボウルビーによって理論化された、子どもの誕生直後から形成される養育者への強い本能的な結びつきのこと。何か怖いこと、びっくりすることがあって、子どもが養育者に接近する行動を「アタッチメント行動」という。 アタッチメント行動の基本的な機能とは、子どもが情緒的に不安定な状態になった際に、情緒的安定性を回復することにある。 — で、ここからが「内的ワーキング・モデル」について(本文抜粋)。 &#8 …

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絵本「くまとやまねこ」― 子どもにとって生と死とは

今回紹介する絵本は「くまとやまねこ」死にまつわるお話です。 ある事故によって仲良しのことりを失ったくまが、友人の死を受け入れ立ち直るまでのプロセスを描いていた物語です。 我が家ではこの絵本を、娘が4歳になる頃から読んでいます。 絵本を読み始めた当時、娘は死について正しくは理解していませんでしたが ちょうどその頃祖父を亡くしたこともあってか、娘はこの絵本をことさら真剣に聞いていました。 「死」とは何か? 私たち大人は知識として、「心拍・呼吸・血圧などのバイタルサインが途切れた状態=死」であると知っています。 ですが人体の構造や機能に関する知識のない子どもは、当然そのような捉え方をしていません。 娘の場合、最初の死に関する情報は「おじいちゃんが動かなくなった」「大人の様子がいつもと違う」「箱に入れて焼いたら骨だけになった」 そんなことだったように思います。 そしてやはり色々と納得がいかなかった …

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インタビュー♯12 遊びこそ日常

昨年11月にインタビューさせていただいた記事を、ようやくまとめることができました。 インタビュイーは、多田千尋さん。 東京おもちゃ美術館館長であり、日本グッド・トイ委員会理事長。そしてこれまで数千人にのぼるおもちゃの専門家「おもちゃコンサルタント」を輩出されている、まさにおもちゃのスペシャリストです。 4歳になったわが子の言動をきっかけに意識するようになった、おもちゃのことが知りたくて、訪ねた東京おもちゃ美術館。お話をうかがい、多田さんの豊かな「遊び論」に触れることができたのでは、と思っています。 インタビューの日、平日にもかかわらず東京おもちゃ美術館にはいろいろな年齢層の方がいらしていました。 先生に引率されてやってきた団体さんの子どもたち、お母さんと遊ぶ女の子、そしてスーツを着た大人たちの姿も…。 置かれているおもちゃは、触れるだけで心地よいもの、楽しいものももちろんありますが、「どう …

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絵本「いいこってどんなこ?」

子どもを考える人のための本棚になるように、本や絵本の紹介をしていきます。1冊目の本は、絵本「いいこってどんなこ?」。

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新メンバーより、はじめまして(2)

こどものカタチ新メンバーの橋本笑穂と申します。 一般企業で働くワーキングマザーで、4歳の娘がいます。 私は元々は子どもに対する関心や理解が深いタイプではなく、どちらかというと子どもとの関わりに苦戦し、失敗を繰り返し投げ出しそうになりながら(!)育児をしてきたタイプの母親です。 子どもへの関心が高まったきっかけは保育園。 近いという理由だけで入園を決めた近所の保育園がモンテッソーリ園で、園の環境や教具の美しさ、先生方の子どもとの関わり方に惹かれ、モンテッソーリ教育の勉強を始めました。2010年秋大阪でAMI(国際モンテッソーリ協会)3-6アシスタントコースを修了。2011年にはインドのチェンナイでも同コースを受講しました。 子どもとの日々の生活に、なかなか学んだ全てを活かしきれてはいませんが、子どもの発達のプロセスや人間の行動特性を知ったことで、日々の子どもとの関わりひとつひとつを大切に思う …

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新メンバーより、はじめまして(1)

はじめまして、玉木美企子と申します。 このたび、半ば押しかけ女房のように「こどものカタチ」に参加させていただくことになり、とても嬉しく、ワクワクしています。どうぞよろしくお願いします。 押しかけた女房のわりに、私には「子ども」について、プロとしての専門的な知識や経験のようなものは、まったくありません(申し訳ありません)。二児の母となり、彼らと日々関わることで、「子ども」という存在そのもの、そして彼らを取り巻く世界へと、意識を向けるようになりました。 しかも、母親としても、まったくもって未熟者です。子育てはつねに驚きや悩み、そして怒り!?の連続です。お恥ずかしい限りです。 ただ、子どもと関わることで湧き上がる、こうした感情のざわつきは、根気強く掘り下げれば人間そのものの本質に触れるものへと続いていく、得がたい経験なのでは?。その瞬間はあわてふためきながらも、同時にそんな予感を日々、得ています …

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こどものカタチに新しいひと

こどものカタチに、新しいメンバーとして玉木美企子さんと橋本笑穂さんが参加してくれることになりました。それぞれの関心やこれまでの経験を活かしながら、新しい展開が生まれていきそうで、とても楽しみです。