#002 萩原 修さん

2.日常を追いかけていきたい

コドモといっしょの道具の店「こぐ」
コドモといっしょの道具の店「こぐ」の展示会は、定期的に行っている。

遠藤:「コド・モノ・コト」の活動で、大切にしていることを教えてください。

萩原:そうですね。基本的には、デザイナーの主体的な活動をサポートしている感じなんだけど、方向性としてあるとするなら、自分の子どものためにデザインするんじゃなくて、もうちょっと広い範囲での子どもに向けてつくりたいということと、子どもだけじゃなくて、大人も満足行くような日用品をつくっていきたいと思ってます。というのは、よく子どもが喜ぶからっていう基準で、親は子どものものを選んだりすると思うんですけど、子どもってキャラクターが付いてたりとか、ピンクだったりとか、感覚的な好き嫌いでしか選べないところがあると思うんです。まだ、そんなにたくさんのものを見ているわけじゃないしね。ものにもよるし、年齢にもよるから、すごく難しいところなんですけど、子どもも大人も満足するっていうことが大切だと思っていて、こういうところが他の子ども関連の活動と違うところなのかな。

あとは、メンバーにプロダクトあるいは造形作家的な人が多いので、「デザイン」という切り口を大事にしていますね。そして、あくまで日用品がテーマ、日常をしつこく追いかけていきたいと思っています。

「もってくてん」
2008年10月に開催された「もってくてん」の様子。こどもといっしょのおでかけにもっていくモノをテーマに10組のデザイナーが参加した。