ペアレンティング・キャンプをふりかえって#1

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大人プログラム 森の中でのダイアローグ
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さよならの会のあと、みんなで集合写真を

9月のペアレンティング・キャンプから3カ月が経ちました。
スタッフ一同、疲れた体を少し休め、ようやくキャンプの報告書作成に取り掛かかりました。
私も担当した大人プログラムを中心に、改めてキャンプについて振り返ってみたいと思います。

大人プログラムでは、CSPやアンガーマネジメントやCAPなどの既存の理論を糸口に、皆で、子育てにおける具体的な困りごとや気づきについて語り合いました。
今回面白かったのは、子どもの年齢層の広さです。参加者で最も大きなお子さんがいる方は中学生(中学生はキャンプには来られませんでした)、最も小さなお子さんは0歳でした。子どもの年齢が違えば、当然子育てで感じている難しさも様々で、例えばダイアログで出た話題は、テレビやスマホの見せ方、幼いきょうだいのいさかいへの対処、食事のマナー、宿題に向かう姿勢など、いろいろなものがありました。
様々なステージでの話を聴き語る中で、「そんな時もあったな」「こんな風に変化していくのか!」と、過去に未来に、それぞれの子育てを捉える時間軸が伸びていったように感じました。そして時間軸を過去や未来に少し伸ばしてみると、本当に解決すべき問題は全く別のところにあることに気がついたり…。

はじめましての方々と普段と違う場所で過ごせたからこそ得られたものもあると思います。とにもかくにも、参加者のみなさんの力、場所の力に助けられながら、なんとかプログラムを終えることができて、ほっとしています。
ペアレンティングキャンプに関わってくださった皆様、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
(橋本)

写真:疋田千里