【こどものカタチ研究会】絵本をとおして みえてきた「子ども」

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こどものカタチで、2008年にインタビューさせていただいた、メリーゴーランド京都店店主の鈴木潤さんのはじめての本「絵本といっしょに まっすぐまっすぐ」(アノニマ・スタジオ刊)が刊行されることになりました!これを記念して、鈴木潤さんを招いて、5月29日に福岡で研究会を開催します。

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子どもが生まれて、これまで以上に絵本にお世話になるようになり、日々の暮らしにくっつくようにしてある、絵本という場のちからについて、子どもの発達への理解と重ねながら考えるようになりました。

子どもが求める絵本は(少なくとも乳幼児期には)成長とともにグラデーションを描くように変化していきます。その変化をおもしろいと感じている方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。「絵本を通して子どもを知る」というような体験は、母となった人の中に、人知れず大切に重ねられているのだと思います。わたしの場合も、ふたりの子どもとの絵本体験から、感心したり、発見したりしています。そうした日々の実感の中から、どうやらこれは大事そうだと心に留めたキーワードがいくつかあります。

思いきって、そのキーワードの中からざっくり3つ書き出してみると、こんな感じ….

2歳から3歳くらいまでに強く感じた「日常性と再現性」
4歳くらいから強くなった「真実に迫ろうとする力」
3歳くらいから5歳になるいまでも意識させられている「魔法を求める力」

書き出してみると、わかりづらい…。当日までに、もう少し掘り下げて、臨みたいと思います(わたしの宿題!)。鈴木潤さんには、子どもとの暮らしの中で、これは!と思ったとびきりの絵本を数冊選んでいただき、当日ご紹介頂く予定です。

5月29日は、実体験を元にしたキーワードから、「子ども」と「絵本」についてじっくり深める時間にしたいと思っています。

みなさんのご参加をお待ちしています!

 

(遠藤)

 

<<開催概要>>
こどものカタチ研究会 vol.12

絵本を通して みえてきた「子ども」

日時:2016年5月29日(日) 15:00〜17:00(受付開始14:30)
会場:ブックスキューブリック箱崎店(福岡市東区箱崎1丁目5-14ベルニード箱崎1F)
話し手:鈴木 潤さん(メリーゴーランド京都店 店主)
聞き手:遠藤 綾(こどものカタチ)

参加費:1500円(ワンドリンク込み)
お申し込み:こちらの申し込みフォームからお願いします。

※当日、託児はありませんが、小さい子を連れての参加も歓迎です。
※子ども向けの読み聞かせは行わない予定です。
※当日、6月上旬の刊行に先駆けて、書籍の販売も行います。
◯鈴木潤さんプロフィール

子どもの本専門店メリーゴーランド京都店長。1972年三重県四日市市生まれ。二人の男の子の母。少林寺拳法弐段。四日市市のメリーゴーランドで企画を担当し、国内外の作家や子どもの施設を訪ねるツアーや子どもキャンプなどを手がける。2007年、京都店の出店と共に京都に移住し、店長を務める。雑誌、ラジオ、テレビなどでの絵本の紹介、子育てにまつわるエッセイの執筆、講演会など、多方面で活躍。また、子育て中の友人と3人で、親子でさまざまな体験ができるイベント「ちっちゃいパレード」を主催。

◯鈴木潤さんインタビューはこちら