こどものカタチ研究会 第2回・第3回開催します!

昨年11月に開催した第1回に続いて、第2回は田北雅裕さんのお話をお聞きします。熊本で取り組まれている「こうのとりのゆりかご」の課題とそこから見えてくる子どもたちを取り巻く問題について考えます。そして、第3回は浜松からアーティストのホシノマサハルさんをお招きします。どんなワークショップになるかは当日のお楽しみに。
1月21日の午前と午後になりますので、ぜひあわせてご参加ください!

<トーク>
第2回:『「こうのとりのゆりかご」から考える』
熊本で取り組まれている「こうのとりのゆりかご」の課題や子どもたちの社会的養護の話から、現状の子どもたちを取り巻く問題について考えます。

日時:1月21日(土)11:00-13:00
場所:アルバス写真ラボ2階
定員:20名
参加費:1000円

講師:田北雅裕さん(九州大学大学院 専任講師/デザイナー/プランナー)
1975年生まれ。2000年、学生の傍ら「まちづくり」を切り口としたデザイン活動
triviaを開始。以降、フリーランスのデザイナー・プランナーとして様々なプロジェクトに携わる。04年に杖立温泉街(熊本県小国町)に移住。まちづくり機関「杖立ラボ」を設立し、住民の立場から景観整備やローカル・ガバナンス、地域ブランディング事業等に取り組む。08年より「南阿蘇えほんのくに」事務局長を兼任(~09年2月)。09年4月より九州大学大学院
統合新領域学府 / 人間環境学研究院 専任講師。

<田北さんと一緒に>
人々の幸せ感を育て、見守り、共有し続けていくための実践を「まちづくり」と位置づけ、方法や手段にとらわれることなく、当事者に近い立場から「まちづくり」の在り方について実践・研究・教育に取り組んでおられる田北雅裕さん。最近では、今年に入ってすぐ被災地に行かれ、児童養護施設などでヒアリングされたり、家庭的養護が必要な子どもたちと地域コミュニティとの関係について、模索されています。社会的に弱い立場の子どもも共に育めるようなまちづくりについて一緒に考えていきたいと思います。

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<ワークショップ>
第3回:『いま「問いを持つ」ということ』
浜松を拠点に、子どもを対象としたワークショッププログラムを企画・実施しているホシノさん。ホシノさんのワークショップは、決まったかたちをもっていません。不定形であることを目指し、予定調和を拒みながらも、いわゆるアーティスト型のワークショップとも異なります。まるで物語のような時間を生み出す、ホシノさんのワークショップを例にしながら、子どもを対象としたワークショップの考え方と姿勢について、大人たちと考えたいと思います。

日時:1月21日(土)15:00-17:00
場所:アルバス写真ラボ2階
定員:10名
参加費:1000円

講師:ホシノマサハル(アーティスト/こどもアートスタジオ主宰)
C・A・C(カリフォルニアアートカウンシル) マルチカルチャープログラム
マニアルアーツハイスクール プログラム、ワークショップ
オレンジウッドハイスクール プログラム、ワークショップ
ミュージアムマネージメント研究会 来るべき芸術のためのワークショップ
障害者芸術文化協会 元気になるアート展ワークショップ担当
エイブルアートジャパン ミュージアムアクセスグループMAR、視覚障害者のための鑑賞ツアー
クリエイティブサポートLet’s アートディレクター。
ミュージアム・アクセス・グループMAR、こころでみるツアー、こどもアートスタジオなどに関わりながら、アートを通したさまざまなコミュニケーションのあり方を探っている。

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<こどものカタチ研究会とは>
子どもと一緒にいるだけで、自然と笑顔になってその場が和やかになり、子どもを通して何かを考える時、ずっと先の未来のことを想い、いつもより大きな心になれたりします。「子ども」に備わる魅力を、場を活かす力として捉え、子どもと一緒にまち(地域)をひらいていきたい。子どもと大人が力を合わせて、環境(場)をつくり出していくための”ものさし”をつくりたい。そんな想いを持って、さまざまなアプローチで子どもたちの環境づくりに携わる人たちを招き、対話する場を作っていきます。

<ご予約・お問い合わせ>
こどものカタチ
www.kodomonokatati.org

担当:酒井咲帆
810-0023 福岡県福岡市中央区警固2丁目9-14(アルバス写真ラボ内)
tel. 092-791-9335
fax. 092-791-9336
mail. info@albus.in